こんにちは、Cocoです!
だいぶドイツでの生活にも慣れてきました。
まだロックダウンしていて、スーパー、パン屋、自転車屋さん以外は閉まっていますが…
今回は生後2か月の小太郎を連れて一人でフライトを乗り切ったCocoがフライト体験記を書いていきたいと思います!
羽田空港でのエアポートサービス
日本(羽田)-ドイツ(フランクフルト)のANA便を予約しました。
このご時世のため直行便はANAから毎日1本、JALから週3本(水、金、日)です。
ANAは日本時間の0:50発、フランクフルトに早朝5:20着。
JALは日本時間11:00発、フランクフルト15:15着。
どちらも約12時間のフライトです。
今回は日にちの関係でANAにしました。
ANAには小さなお子様連れのお客様向けサポートがあり、今回フルに利用させてもらいました。
まず、エアポートサービス。
こちらは大人1人で旅行し、かつ3歳以下の子供を1名以上同伴している場合、
空港のチェックインカウンターから搭乗ゲートまで案内してくれるというものです。
他にも65歳以上の人のみで登場する場合や妊娠中の女性が1人で登場する場合も利用できるそうです。
※手荷物の運搬や子どものお世話をしてくれるサービスではないです
フライトを予約した後に電話して申し込みます。(申し込みは出発の72時間前まで)
チェックインカウンターで搭乗手続きが終わった後、係員の方がついてくれました。
小太郎はまだ首が座っていないためベビーカーは利用できませんでしたが、荷物を乗せるのに使ってください、とベビーカーを貸し出してくれました。
手荷物検査はクルー用のゲートから通してもらい、私は小太郎を抱っこしていたため、係員の方が荷物などをベルトコンベアに移してくれました。
出国審査を通過し、ゲートまで案内してもらった後、係員さんとさようなら。
搭乗時間の30分前ほどになると、別の係員さんが声をかけに来てくれました。
優先搭乗のため一番に搭乗。ベビーカーはここまでで、2つの大きい荷物をなんと係員さんが持ってくれました。助かる…
そして席まで案内してもらいました。
荷物持ちを目的としていませんと記載があったので、まったく期待していませんでしたが、助かりました。
フライト体験記
コロナウイルスの流行により飛行機はガラガラ。40人くらい。
そのため3席使うことができました。
2-1.赤ちゃん用のベッド:バシネット
離陸のときに赤ちゃんは耳抜きができないため、授乳をしているといいと聞いたので席で授乳しながら離陸。
離陸し機体が安定した後に、予約していたバシネット(赤ちゃん用のベッド)が運ばれてきます。
バシネットはANAの場合10kgまでの子どもに使用できるよう。
このバシネットを使うときは壁のすぐ後ろの座席でないといけないので電話で要予約。
バシネットはじめて見たけど、3席分の前を占拠するじゃん…
これ今回はいいけど、満席のときに一人で子ども連れて行くときは隣の方にめちゃくちゃ迷惑なんじゃ…?
ともあれ、12時間のフライトでずっと抱っこしていると腕がもげてしまうので大助かり。
赤ちゃん用の通気性のいい毛布も貸してくれます。
フライト中、CAさんたちがとても気にかけてくれて、
などとまさに神対応でした。
他の乗客に迷惑をかけないかハラハラしている中で、
と優しい笑顔で話しかけてくれたことも、とても救われました。
私がトイレに行く間、小太郎のことを見てくれていたり、
小太郎のためにANAの飛行機のおもちゃをくれたり。
生後2か月の子にまでプレゼントしてくれる、そのホスピタリティ…。
小太郎は今回小さすぎて利用していないのですが、他にも離乳食のサービスもあるようです。→下に追記しました
フライトの最後には搭乗証明書の裏に、小太郎へ素敵なメッセージを書いてプレゼントしてくれました。
2-2.授乳について
飛行機の中での授乳は授乳ケープをかぶってするためとても難しかったです。
隣に他人がいる場合はかなり難しいことが予想されます。(横抱きにすると足が隣の座席に侵入。)
縦抱き授乳が一番いいと思います。
2-3.ミルクについて
ミルクは今回はほほえみキューブを持参。
CAさんに言えばお湯をいれて冷まして適温で持ってきて、ミルクを飲み終わった後も、お湯ですすいでくれます。
飛行機によってはミルクが機内にあるという噂も…
でも飲み慣れたものが一番かもしれませんね。
2-3.おむつとおむつ交換台
またおむつもMとLなら機内にいくつかあるとネットで知りました。
今回小太郎はSを使っていたので問い合わせていないのですが、今度乗るときは聞いてみようかなと思います。
※2021.7.13追記
おむつありました~
CAさんに聞くと、メリーズのパンツタイプ2枚入りのものを持ってきてくれました。
おむつギリギリだったので助かりました。
機内にはおむつ交換台がついたトイレが2か所ありました。
赤ちゃんがギリギリ乗るくらいの板のみで、大きなリュックなどは持って入れないためおむつとおしりふき数枚を持って交換しに行っていました。
計4回の授乳と数回のおむつ交換を経て、私は1時間×3ほど寝てドイツ到着。
小太郎が泣いたのも必要最低限に抑えられた気がします。
2-4.ベビーミール
ANAに事前に電話すると、ベビーミール(離乳食)のサービスを提供してくれます。
あけると、瓶詰のBFが入っています。(ドイツから日本へ向かう機内)
飲み物があるのも嬉しいポイント。マグがあると便利ですね。
使い捨てのスプーンもついています。
2回食事が出てきましたが、2回目は同じ内容になってしまうので…と在庫から選ばせてくれました。
ベビー麦茶、おさかなせんべい、キューピーのBFなどをもらいました。
フランクフルト空港でのエアポートサービス
ついにフランクフルトに到着!
今度は乗客がすべて降りてから、最後に降ります。
飛行機を降りて空港に入ったところでドイツ人のスタッフにバトンタッチ。
拙い英語でなんとかコミュニケーションを取ります。
荷物はすべて私が持ちます。重い。
あたりまえだけど空港が広くてどこまでも歩く。ズンズン進んでいきます。
入国審査の長い列には並ばず、端っこの身体障害者など優先レーンに並ばせてくれました。
この重い荷物+赤ちゃんを抱っこしたまま列に並ぶのはとてもしんどいのでこれも嬉しいポイント。
無事入国審査を通過し、手荷物の受け取りへ…
と思ったら、
なるほど。
Leoはコロナウイルスの関係で帰国が難しく、小太郎が生まれてから会えていませんでした。
私は小太郎を抱っこしながらトランクケース2つをコロコロし、
到着出口から出て行ってLeoと感動の再会…を想像していたのですが、
結果的には
到着出口からCoco&小太郎が出てくるのを待っているLeoと
予期せぬところから現れるCoco&小太郎。
小太郎との感動の対面が、戸惑いと笑いで薄れる…
まあ、これもいい思い出ですね。
ということで無事にドイツに到着したのでした。
CAさんをはじめ、あらゆるスタッフに助けられての旅でした。
今回の旅をまとめると
ANA好き。一生使う。