こんにちは、Cocoです。
ドイツ内を移動する時に便利なのがドイツ鉄道。
ICEは日本でいう新幹線のような存在です。
今日は、ICEのきっぷの買い方や乗り方についてまとめようと思います。
チケットを購入
DBアプリからチケットの購入ができます。
もちろん、実際にカウンターで購入することもできます。
ここではアプリでのチケットの買い方についてご説明します。
右上の3本線をタッチ
Trip plannerを選択し、発車駅と到着駅を入力、日付と時間(出発時刻到着時刻どちらも選択可能)を選びます。
人数、バーンカードを持っているかの詳細も入力できます。
するといくつかの選択肢が出てくるので選びます。
料金のほか、所要時間、乗り換えが何回か、どの列車(ICEなのかREなのかなど)に乗るのか書いてあります。
To offer selectionをタッチ。ここで混雑状況もわかります。
Low demandであれば空いていますが、この画像のように半分以上の乗車率が見込まれる場合は予約したほうがよいと思います。
チケットの種類によって料金が違います。
1等車か2等車か、キャンセル無料かどうか、City ticketが含まれているかどうか、などが違うので自分のほしいチケットをタップ。
自分のチケットであればBook for me、自分以外の人用のチケットの場合はBook for othersを選択して名前を入力します。
席を予約したい場合はSeat reservationをチェック。ひとり4EURです。
座席数と、2等車のどこで予約したいかが選択できます。
Compartment type(any)のタブはOpen saloon, Open saloon with table, Compartment, Parent-and-child compartment, Family cabin(詳細は後述)
Seat position(any)のタブは Window,across from each other, (窓際)Aisle, across from each other(通路側)
Area(any)のタブはPhone zone(電話可), Quiet zone(電話不可)
のいずれかから選べます。Anyを選べばどこでもよいというようになります。
Request grantedが表示されればリクエストが通った証です。
席がなかったので違う席を用意しました、と表示されることもあるので、ここはしっかりチェックしましょう。
席の種類によっては、どのあたりになりそうかShow seatsで見ることができます。
この普通の車両がOpen saloonで、テーブルがついている席がOpen saloon with table
ここはParent-and-child compartment(子連れならここが一番よい)
家族のマークがついているところはFamily cabinで家族連れが多く騒いでも気にならない。
ここはCompartmentで5-6人の個室。5人で旅行するのであればここが最高。
2ー3人で乗っていると相席になることも多いです。
濃いグレーが選択可能な席なので、座席をみて決めるのもいいと思います。(Parent-and-child compartmentは座席からは選べないので希望を出すしかありません)
最後に支払い方法を選択してクレジットカードの情報などを入力し、クーポンやバウチャーを持っている場合はそれを入力して購入となります。
乗車する
遅延やホームの変更など、たびたび起こるので乗るまで油断はできません。
注意して駅のアナウンスを聞いたり電光掲示板を確認しましょう。
列車には1等車と2等車があり、どの位置に何等車、何号車が止まるかを確認するのはいくつか方法があります。
1つ目は、駅のホームにある電光掲示板。
左下にABCDのどこに何等車がとまるかざっくり書いてあります。
2つ目は、駅のホームにあるWagenreihungsplan。
出発時刻別に表示されています。
こちらは何号車がどこに、という表示でより親切です。
3つ目は、DBのアプリでも確認することができます。
発車時間近くなったらこのボタンが表示されます。
クリックすると、このように表示されます。
27号車はBとCの間のようです。
さあ、これで準備万端!と思っていても、いざ止まると全く違う場所に止まることも多いので
その場合はホームをダッシュしなければいけません。
みんな列車が着くとダッシュしていて、なんとかならないのかこのシステム・・・と思ったり。
(電車内を移動するのは荷物があると大変&隣の号車に移動できない場合もある)
我々の勝率は50%ほどです。
毎回列車が停まるときが一番ドキドキします。
席に座る
さぁ、電車に乗ったので席を探しましょう。
指定席の場合とそうでない場合について書きます。
3−1.指定席を購入している場合
どこからどこまでの予約があるか表示されています。
予約しても人が座っていることもしばしば。
予約していますと伝えると、ごめんね!とあけてくれます。
3−2.自由席の場合
特に表示されていません。予約席の場合も、予約されている区間外であれば座っても大丈夫です。
やっかいな表示:ggfと表示されている場合があります。これは、予約されているかどうかわかりません!という意味。なので席を予約していなかった場合はドキドキして座ることになります。
悪いことをしているわけではないので、もし予約している人が現れたら席を移ればいいのですが、それでもなんとなくソワソワしてしまうので、この表示がとても嫌いでした。
まとめ
海外で自力で電車に乗るのはとてもドキドキします。
トラブルの多いDB。
到着した列車にそもそも座席がない(車体が変更になり、27号車の予約だったのに27号車がそもそもない列車が到着)、ICEが来る時間に突然運休が言い渡される、乗っている途中に行き先が変更するなど日本では経験できない斜め上のトラブルを経験しました。
この記事が誰かの役にたつといいなと思います。
最後に、棚ぼたで乗れた1等車の広々ゆったりとした様子を載せておきます。